なぜそのことがわかったかというと文学館のところにポスターが貼ってありました↓
石ノ森章太郎生誕80周年記念「石ノ森章太郎とジュン展」
上記リンク先によると
その少年の名前は ”ジュン” 石ノ森章太郎の ”分身”
石ノ森章太郎は生涯を通じてマンガの可能性を追求し続けた ”萬画家” でした。
それまでタブーとされていた新しい分野にも次々と進出し、その新しさゆえに ”難解” とされ、打ち切りになる作品もありました。石ノ森の、そうしたマンガへの深い愛情と執着を強く感じられる作品の一つに『ジュン』があります。
『ジュン』がはじめて掲載されたのは、1967年に手塚治虫が創刊した「COM」で連載された『章太郎のファンタジーワールド ジュン』でした。セリフがほとんどなく、絵とコマ割りの流れからイマジネーションだけで読ませる、前衛的なマンガ表現が大きな話題となり、第13回小学館漫画賞を受賞しました。しかし、世間が ”新しい” といったその技法は、石ノ森が『ジュン』以前から試みていたもので、「やっと時代に受け入れられた」そう表現するのが正しいのです。
長年、自らの心の隅にくすぶっていた様々な表現技術への挑戦が爆発したかのように、石ノ森の感性によってのびのびと描かれるファンタジーワールド。そこには、石ノ森の少年の日、青春のメモリアルがぎっしりと詰め込まれ、主人公の ”ジュン” は、石ノ森の分身ともよばれる特別なキャラクターとなっていきます。
本展覧会では、『章太郎のファンタジーワールド ジュン』をはじめ、以降複数の雑誌で連載された『ジュン』シリーズの貴重な原画を多数展示いたします。また ”ジュン” を通して、石ノ森作品やその歴史を旅することで、萬画家・石ノ森章太郎自身についてもご覧いただくことができます。
――さあ、”ジュン” と一緒にイマジネーションの旅へ!
とのこと。
まとめ
(2018.08.06の文学館から見える姫路城)
東日本大震災の復興支援をきっかけに地域間交流を深めている姫路市と宮城県石巻市。
以前はイーグレ姫路でもあった、「石ノ森章太郎とジュン展」、今年で3回目となる”縁”展示会は、「鈴木省一写真展 いしのまきのあさ」の2つの展示を、姫路城の見える姫路文学館で同時開催されるようです。
関連イベント
- ・オープニングセレモニー(9月15日・土曜日)
- ・「萬画の国・いしのまき」スペシャルアニソンLIVE(9月16日・日曜日)
- ・ワークショップ「マンガ缶バッジづくり」(会期中の土曜日・日曜日・祝日)
- ・石ノ森章太郎&ジュンと旅するスタンプラリーin姫路(9月15日~10月28日)
「石ノ森章太郎とジュン展」「いしのまきのあさ」
- 【会期】平成30年(2018年)9月15日(土曜日)~10月28日(日曜日)
- 開館時間/午前10時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
- 休館日 /9月18日(火曜日)、25日(火曜日)、10月1日(月曜日)、9日(火曜日)、15日(月曜日)、22日(月曜日)
- 【観覧料】一般300円、高校・大学生200円、小学・中学生100円
- ※上記観覧料で「常設展」「石ノ森章太郎とジュン展」「鈴木省一写真展」が観覧できます。
- ※20名以上の団体は2割引き
- 【主催】姫路市