江戸時代は姫路城の天守閣には妖怪が住んでた!?【今日の姫路城661日目】

姫路の種副編集長ソウキチ
ごぶさたしています。姫路城下古道界隈をいくシリーズ!小学一年生にもわかるように姫路城を紐解いていくのを心がけたい、監修長のソウキチです。最近気になる姫路にまつわる妖怪や神様のお話を紹介したいと思います!

姫路城の天守閣には妖怪が住んでいた!?


↑Tべえさんに頂いた写真。姫路城の天守閣の中にある「長壁神社」

江戸時代、姫路城の天守閣には「刑部姫(おさかべひめ)」という妖怪が住んでいたそうです。現在も姫路城の天守閣には「刑部姫」を祀る「長壁神社(おさかべじんじゃ)」があります。

刑部姫(おさかべひめ)とは?


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%A3%81%E5%A7%AB

正体は色々な説があるようですが、一説には奈良時代の天皇家のお姫様である「富姫様」とも言われています。刑部姫は全国的にとても有名で、江戸時代に日本中の会談話を集めた「諸国百物語」で紹介されたり、最近ではアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」にも登場しています。

 

「刑部姫(おさかべひめ)」はとってもありがたい神様

IMG_8604
↑2016.5.18 姫路の城下町「立町」にある「長壁神社」の普段の様子

「長壁神社」を粗末に扱ったお殿様は病気になったり、早死にしてしまったりしたそうですが、「長壁神社」を大切にお祀りしたお殿様の家系はとても栄えたそうです。大昔から「長壁神社」は怖いけれどもありがたい神様として、とても大切にされてきたそうです。

ちなみに「ゆかたまつり」は「長壁神社」にお参りするお祭り


↑2017.6.22「姫路ゆかた祭り」に東京から来たまゆちゃんといってきたの「長壁神社」の模様

姫路で毎年恒例の「ゆかたまつり」は「榊原 政岑(さかきばら まさみね)」というお殿様が、誰でも気軽に「長壁神社」にお参りできるようにと、城下町にも「長壁神社」を造り、庶民が気軽な服装(浴衣)でお参りできるようにしたのが始まり?だと言われています。

まとめ


【撮影2017.12.5】

姫路城が400年以上もの時を超えて立派に建っているのは「刑部姫」が守ってくれているからかもしれませんね。

姫路の種副編集長ソウキチ
長壁神社は小さな神社ですが、日本有数の神様と言えるのではないでしょうか!お参りしたら何か良いことがあるかも知れませんね。

立町にある「長壁神社」の場所を貼っておきます↓

[map lat=”34.831509″ lng=”134.6899833″]緯度経度で指定[/map]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です