呪われた池田輝政に届いた天狗からの手紙の話を紹介するで!【今日の姫路城662日目・歴史】

姫路歴史担当の種副編集長ソウキチ
ごぶさたしています。姫路城下古道界隈をいくシリーズ!小学一年生にもわかるように姫路城を紐解いていくのを心がけたい、監修長のソウキチです。最近気になる姫路にまつわる妖怪や神様のお話を紹介したいと思います!

池田輝政もタタリにあった!?


↑wikipediaからお借りした池田輝政像(鳥取県立博物館所蔵)出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E8%BC%9D%E6%94%BF

前回、姫路城の天守閣には「刑部姫(おさかべひめ)」という妖怪が住んでいたことをお伝えしましたが。

今の姫路城を建てた「池田輝政」も、お城に幽霊や大きな鬼が出たという噂に悩まされ、「刑部姫」のタタリではないかと言われたそうです。

呪われた池田輝政!?天狗からの手紙


↑姫路市のお隣、福崎町の公式HPからお借りした天狗 出典:http://www.town.fukusaki.hyogo.jp/0000002183.html

そんな中、池田輝政に『お前に呪いをかけた。呪いを解いてほしければ、お城の鬼門にお寺を建てろ』という手紙が届いた。

差出人はなんと天狗だったそうです。

天狗からの手紙は本物だった?

写真はまったく関係ありません八天堂のくりーむパン↓


(出典:https://www.jalan.net/yad372884/blog/5.HTML)

輝政は、はじめは手紙を無視していたのですが、しばらくすると病気になって倒れてしまい、慌てて手紙に書かれていた通り、姫路城の中に「八天堂(はってんどう)」というお堂を建て、お祈りをしたところ、輝政の病気は治ったそうです。

天狗からの手紙は現在も残っている!

 

出典:https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201705/0010182015.shtml

神戸新聞NEXT

上記リンク先によると

姫路城の天守完成後の1609年に城内で見つかった「天狗の手紙」と呼ばれる呪詛(じゅそ)文を所蔵している。

とあり。

姫路の種副編集長ソウキチ
天狗の手紙はお祈りをした明覚上人が持ち帰り、今も兵庫県多可郡にある「圓満寺」に残されているそうです。

まとめ

ブドウちゃんが天狗と河童を間違えてイメージしたお堀に映る姫路城↓

姫路の歴史担当種副編集長ソウキチ
天狗からの手紙が今も残っているなんてビックリですね!

天狗からの手紙が今も残されている「圓満寺」の場所を貼っておきます↓

[map lat=”35.062536″ lng=”134.941249″]緯度経度で指定[/map]

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