薪能(たきぎのう)は、薪の炎の前でお能を観るイベントみたいです。なんと無料でみれます。
詳しいことは前回(2017年)のソウキチくんの記事をご覧ください→こちら
毎回、「能」→「狂言」→「能」の構成で、演目がかわるようです。途中、陽がくれてきたところで「火入式」をはさみます。
レポ
観世流 能 「羽衣」(はごろも)。↓
最初は「羽衣」。着物にまつわるお話。右の方が名人ぽいです。後ろでは笛や小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓(たいこ)の演奏が。いぃよぉ〜っ、ポン!ていうあれです。
のっぺりしたお面に着物がうつくしい!この日「いぃよぉ〜!」は百回以上聞けることに成功!!
大蔵流 狂言 「因幡堂」(いなばどう)↓
お城をバックに、ちょっと写真わかりにくいですが真ん中の方と右の方による、お酒にまつわるユーモラスな劇でした。
火入式↓
石見市長も参加。薪の火を灯してくれていました。
観世流 能 「大会」(だいえ)↓
歩き方が気になる演目?でした。後ろに体重をのせたゆっくりした歩き方、足を曲げたまま歩いておられました。
まとめ
世界遺産の前で薪とともに無形文化遺産のお能にふれられる価値あるイベント。
薪能奉賛会の方のお話では、能楽はシェークスピアより二百年も古くからあるそうです!
全国の伝統ある場所で開かれてる薪能ですが、ちょっと調べてみると6月にある京都薪能はチケットぴあで前売りが4000円でした。無料でみれる姫路の人は幸せです。お城をバックにする能はちょと感動しました( ^ω^ )